
ごあいさつ
CEO MESSAGE

-人に寄り添い、傾聴すること-
経営者として、私が最も大切にしていることです。荷主さま、お取引先さま、地域の皆さま、従業員、
そして、これから物流業界を志望する方々にも、私は常に寄り添い、耳を傾けてまいりたいと考えています。
お陰さまで当社の物流品質に関しましては、お客さまから信頼を頂いておりますが、万一ミスが発生した場合には、
何がベストでなかったのか、社員と共に考え、会社として常に本気で向き合い再発防止につなげています。
イソップ寓話『北風と太陽』にあるように、上から力ずくで人を動かすのではなく、
優しい言葉や寛容な態度で接することで、人は良心にめざめ、自ら行動するようになります。
それを促し、支え、勇気付けるのが私の使命だと考え、社内教育にも取り組んでいます。
企業風土の改善とチーム力を高めることにも、注力しています。
今日に至るまで、部署間の連携、コミュニケーションの促進に特に力を入れてきました。
人は単独で行動するよりも、グループで目標やゴールを共有しながら行動する方が強みを発揮できるからです。
その結果、各部署のメンバーに強い責任感が生まれ、従業員も率先して「挨拶運動」や主体的行動を起こすようになり、
チーム力が格段に高まりました。「みんなで挑戦する楽しさ」というプライスレスな感動がより良い企業風土を生み出し、
チーム力につながっていることは間違いありません。
ダイバシティ―も重視しています。当社は経営トップ3人が女性という、物流業界では珍しい会社ですが、2018年にはベトナム人材を従業員として迎え入れ、今年はモンゴル人材も入社しました。性別や国籍などにとらわれず、個々の力を伸ばし、チーム力で会社を盛り上げる。
それは「まるだい」の物流品質、お客さまからの信頼に確実に結び付いています。
物流業界ではいま、深刻な労働力不足という課題に直面しています。一方で、インターネット通販など宅配サービスの需要は急増し、ラストワンマイルの物流サービスのあり方が問われています。たとえ自動運転技術が進んでも、狭い住宅街の道や地図に無い道での配送は難しいですし、何より「心を届ける」という使命は果たせないでしょう。
当社は、これからもお客さま、地域の皆さまに寄り添い、お困りごとに耳を傾け、皆さまの喜びを自社の喜びとしながら、心のこもった物流サービスを提供してまいります。
地元に愛され、地元に役立つ「まるだい」を目指して。
-略歴-
株式会社まるだい運輸倉庫 代表取締役社長
株式会社エムアイジャパン 代表取締役社長
日本政策金融公庫女性経営者の会「赤い靴」横浜支部 副幹事
小田原卸商業団地協同組合 理事
小田原市教育委員会 委員
小田原箱根商工会議所 気候変動タスクフォース委員会 委員長